ハワイウェディングの招待状 ドレスコードはそれでいいの?


ハワイウェディングの参列者はとても不安です

今回はハワイウェディングの招待状について思うことを少し書きたいと思います。結婚式の招待状というのは句読点無しでシンプルに纏めるのがお約束ですね。画像は当店をご紹介するハワイウェディング招待状のサンプルです。文章はもしご使用になりたければご自由にご利用ください。

オシャレなデザインのハワイウェディングの招待状もありますね。だけど、カワイイイラストはいいけど、英語が多くデザインされてたり。確かに英語を多用するとオシャレには見えるんですが、ハワイウェディングの場合、ご参列者はハワイが初めてだったり、ハワイは何度か行ってても結婚式参列は初めてだったり、殆どの方が「慣れていない」と考えて良いはずです。

そして、ドレスコードとして「アロハスタイルでご参列ください」「ハワイアンスタイルでご参列ください」との記述があることがハワイウェディングでは多いのですが、結婚式場にドレスコードが設定されていることもありますし、新郎新婦の要望である場合もあります。

参列者のソーシャルメディア時代ならではの思い込み

お客様の中には「男性はスニーカーやショートパンツでイイんでしょ」と思ってらっしゃる方もいらっしゃいます。アロハシャツにショートパンツでスニーカー姿のハワイウェディング参列者もどこかにはいるとは思いますが、当店ではそういうスタイルでご参列されるのは常識としてありえないと考えております。当店のインスタグラムの写真や記念写真で、スニーカーやショートパンツでアロハシャツを着ている姿のお客様のお写真もありますが、それは試着中のお写真であり、実際の参列時のスタイルではありません。

しかしながら、赤ちゃんを抱っこするお父様が、万が一にも転ばないようにと、あえてマナー違反を分かりながらもシンプルなデザインのデッキシューズを履いているケースもあります。

インスタグラムが流行していますが、キャプションの無い、写真だけを見てしまった方にハワイウェディングの参列衣装に関する誤解を生む可能性は高いかもしれません。今回そういった誤解を当店のソーシャルメディアの画像から思い違いをしている方がいるかも知れないと思い、ご兄弟の試着中の写真と参列時の写真を掲載させて頂きました。

結婚式・披露宴の参列衣装が一番乱れているのは日本?

新郎新婦が主役と思えば参列者の方々も納得していると思うのですが「新郎側ブルー」「新婦側ピンク」というカラーコードの指定をされているケースもあります。

キリスト教徒の多いアメリカ人の場合はハワイでも「男性はブラックスーツ、女性はレッド」の色指定はありますが、欧米では新郎新婦の親族ごとに別れた色指定の慣習は無く、日本独自のもの。調和の取れない御両家の色分けをすると「別れ」をイメージしてしまうのではと個人的には感じます。

アメリカ人のハワイウェディングのスタイルは多くの日本人が想像しているより保守的です。ショートパンツ、スニーカー、などはビーチウェディングでもほぼありえません。かなりカジュアルなビーチウェディングでは指の出るサンダルを履くこともありますが、衣装はお揃いのパンツとシャツで、それも長袖だったり、ベストやジャケットを着用します。

敬虔なクリスチャンにすれば結婚式は宗教行事ですから、ビーチウェディングであっても参列者の意識は日本の神前結婚となんら変わらないのです。

確かに最近、日本人のハワイウェディングの参列衣装で「ありえないなあ」というスタイルの方の写真を見てしまうことがあります。だけど、これは日本の結婚式の披露宴でも変な格好で来る人や、夏だからと浴衣で披露宴に来てしまう人もいるそうなので、ハワイだけの問題では無いとは思います。

芸能人でさえ「披露宴の衣装がヒドイ」とネットで炎上する時代。オシャレかオシャレじゃないか以前の明らかにマナー違反なスタイルで披露宴に来ている芸能人の画像が拡散したり、それを見て影響されてしまう人が増えるのは憂慮すべきことだと私も思います。世界と比較しても、結婚式・披露宴の参列者の衣装が乱れつつあるのは日本なのかもしれません。

正しい情報を見極めてください

単にアロハシャツやムームーを着ることはハワイでは普段着です。確かにアロハシャツ・ムームーはハワイにおいてはフォーマルな場でも着る洋服ですが、現地の人々は冠婚葬祭で着用するアロハシャツ・ムームーは普段着とは別に用意しています。

日本においては現在「アロハシャツとドレスをお揃いさえにすればハワイウェディング参列衣装はOK」との思い込みが広がっている様に感じます。また、フォーマルな本物のハワイアンドレス・ムームーとハワイのブランドのデザインをなんとなく真似た簡素な洋服やカジュアルな用途のリゾートドレスを混同している人、混同させている業者もネット上には多く見うけられます。そういう洋服は安いのでは無く、その価格なりの洋服です。

皆さんで同じグレードの衣装を着ていれば気づくことはありませんが、もし、他の参列者が本当のハワイアンドレス・ムームーを着用されていると、その違いは素人目にも明らかです。私自身が衣装をデザインしたり、パターンを引いたり、作ることがありますので、洋服に対する見方が若干厳しいのはあるかも知れませんが、着心地もシルエットもテキスタイルも異なりますし、参列の記念写真を比較すればファッションにさほど詳しく無い方も見た目の違いには気づくと思います。

ハワイウェディング参列に相応しいグレードの衣装を選ぶこと、参列に相応しいコーディネートすることの必要性をこの記事をお読みになったあなたには理解して頂ければ幸いです。

現実問題としてドレスコードの「アロハスタイルで」「ハワイアンスタイルで」は参列者にすれば情報不足。いっそのこと「ムームーレインボースタイルでご参列ください」でいいのかも知れません(笑。