ムームーとは?
ムームーとは、ハワイで着用されるゆるいシルエットで涼しいデザインのロングドレスで、一般的には普段着として着用されるものを意味します。日本ではサウナや〇〇ハワイアンセンターなどで着用されるイメージのものがムームーといわれています。 よく寝間着みたいだという印象を持たれる方もいらっしゃいますが、ハワイでのハワイアン生地で作った服をすべて「ムームー」と呼んでいる方もいますので、当店のお客様でも、「もっと寝間着みたいのを想像していました」と言う方もいらっしゃいます。
ムームーの例
ムームーの写真
ムームーの写真
こういうものがフォーマルにふさわしいのか?となると、西洋ではフォーマルドレスは体のシルエットを出すものがほとんどですので、もっとシルエットをもたせた服を当店ではムームーではなくハワイアンドレスという総称で呼んで区別しております。
ハワイアンドレスの例
ハワイアンドレスの写真
ハワイアンドレスの写真
英語で言う「ドレス」はフォーマルにもふさわしい服という印象があるので、ムームーとハワイアンドレスを分けています。
ハワイアンドレスだと体のラインもきれいに出てきれいですよね?
ムームーの起源
歴史的にムームーと呼ばれるものがどのように発展したのか?
最初ハワイはポリネシア系の原住民の人たちが住んでいました。その頃はいわゆる西洋的な「洋服」というものを着る習慣がありませんでした。ハワイの島々を見つけて移住してきた西洋の人たち(ヨーロッパなど)から洋服というものがハワイの人たちに紹介されました。最初は王様や女王様達といった位の高い方に紹介されました。 ポリネシアンの人たちは体が大きかったので、その当時の西洋的なドレス、つまりコルセットがある洋服をそのまま取り入れるには困難だったため、その体型や気候に合わせてハワイの人が着れるような洋服という形でハワイにあったドレスが発展していきました。今ではホロクとも呼ばれますが、それがハワイでの西洋的なドレスの始まりと言われています。
そのホロクですが、最初は裾が長くトレーンがあるタイプのドレスでした。それをもっと着やすくしようと進化したと言われているのがホロムーと呼ばれるドレスになっていきます。服が手に入りやすい素材など色々な要素が重なり、一般の人に広まるようになっていき、ホロムーをもっと着やすく更に進化をしていったものをムームーと呼ぶようになっていきました。「ムームー」とは「短く切る」という意味もあります。
今でも、正式にはハワイアンドレスでホロク、ホロムー(Holoku,Holomuu)というものが正装な服とされており、ホロムーがムームーへと進化していったと考えられます。
ムームーとホロクとハワイアンドレスの違い
ホロクは後ろの裾が長くなったドレスのことで、フラの衣装や正式なウェディングドレスとして現在も受け継がれております。当店でもホロクの取り扱いがあり、本格的なハワイアンスタイルのウェディングドレスはハワイならではのスタイルとなります。
ムームーレインボーでは、体のラインがでるテイラーされていないドレスを「ムームー」と呼び、体のラインが出るものを「ハワイアンドレス」と呼んでおります。
ハワイでムームーを楽しんでください
ムームーですが、ハワイではおばあちゃんや子供、また若い女性もムームーを着て歩いているのをたまに見かけます。ビーチパーティーやガーデンパーティーでムームーを着てらっしゃる方や毎年行われる5月のレイデーではムームーやホロクで正装した方々がカピオラニ公園に集まりお祝いをしています。
フラをしてない人の場合、ハワイの伝統的衣装を着る機会は殆ど無いと思いますので、ハワイアンドレス・ムームーを着てのハワイでのハワイウェディング参列、島内観光での記念撮影は楽しい思い出になることかと思います。
- ムームーレインボー