

ハワイのハクレイのお話
首にかけるものは「レイ」、頭に載せるものは「ハクレイ」
ハワイに来ると首にお花の長いネックレスのようなものをかけている人をみかけるとおもいますが、これは一般的に「レイ」(Lei') と呼ばれています。「レイ」はハワイで呼ばれている通称です一般に花や葉っぱ、貝、ナッツ、骨などをつなげてつくったものを意味し、英語では「リース」(クリスマスのリースみたいなもの)「ガーグランド」とも訳されています。「レイ」は愛や友情、お祝い、歓迎などの際に使われ、アロハ精神を象徴しています。
また、一般に言われる花冠、頭に載せるお花や葉っぱで作られた飾りは「ハクレイ」と呼ばれでいます。ハワイ語では、Lei Po‘o (Head Lei)、つまり頭用のレイという意味でも呼ばれます。ハクレイは、直接頭に乗せることもあれば、ハワイだと帽子をかぶった際に帽子の上からつけたりもします。日差しの強いハワイでのイベントでは帽子は欠かせませんが、ムームーを着た際に帽子と一緒にハクレイで着飾るととてもハワイらしいスタイルになります。


花冠とも言われるハクレイ。こちらはベルトの土台に造花の花をつけたもの。

ナチュラルな感じの花冠

レイデーでハクレイを作っている女性。様々なお花、葉っぱを用意して素材を編み込んで行きます。とっても素敵ですよね。
Hakuの意味は手法のことで、柔らかい木の皮や長い葉を使って、3層構造で作っていく手法をハク言うそうです。本物のハクレイを見ると編み込みをしながら花を一緒に編み込んで行っているのがわかります。ベルトに花をくっつけただけのものもありますが、それもハクレイと一応呼ばれており、いわゆる「花冠」「花かんむり」「ヘッドクラウン」など頭に乗せる花が輪になったものをハクレイと呼ばれているます
ハワイのウェディングでも人気のハクレイ・花冠
ウェディングドレスでヘアアレンジとして髪をアップしたり、髪をおろしてルースにアレンジしたりと様々ありますが、フォトツアーなどで挙式とは違った雰囲気で髪をおろしてハクレイをすると一気にハワイらしい雰囲気になるので人気があります。生花のハクレイはハワイでないとなかなか着用するチャンスも入手することも困難ですよね。また一体どこで買ったらいいのかわからないことも多いと思います。
ハクレイは一般的にお花専門店で取り扱っており、日によって花が違い取り扱っていないお花屋さんもあるのでどこの花屋さんに行くのかリサーチが必要です。ワイキキ内にはお花専門店が数少ないため、ハクレイを入手、購入するのは困難です。
ムームーレインボーでは、手軽に利用できる造花のハクレイのレンタルから生花のハクレイオーダーやゲスト用にも人気の生花レイの注文も承っております。生花のハクレイに合わせたブーケやブートニアもオーダー可能です。


こちらは実際に過去にオーダーを頂いたお客様のハクレイとブーケです。カスタムに色々な色をいれることにこだわられたご注文でした。
ハワイの方が作るハワイアスタイルのハクレイは幅5センチ以上なので、もっと小ぶりなハクレイをご希望の方にはブライズメイド用の小ぶりなレイもご注文いただけます。
その他ムームーレインボーには造花のハクレイが常時揃っております。アクセサリーのみのレンタルも可能です。
人気の花材は?
ハワイといえば常夏の花をイメージされる方が多いと思います。
ハイビスカスやプルメリアをイメージする方が多いと思いますが、まずハイビスカスはすぐにしおれてしまうのでブーケやレイには向いておりませんのでもしハイビスカスを使ったブーケが欲しいという方は造花ミックスのブーケというオプションもございます。
次に甘いいい香りのするプルメリアですがこちらもしおれやすいのですがプルメリアにはなんと1500近い種類があり、ハワイでも白や黄色、ピンク、レインボーなど様々あり、その中には持ちがいいプルメリアもあるのでレイには特別にそちらを使うことが多いです。
香りがいいお花というとジャスミンのお花もレイの花材として人気があります。平べったい形に編むことがおおいので襟のないドレスにつけるとまるでお花の襟のようになって豪華ですし、いい香りがしてくるのでリゾートな気分を存分に楽しめます。

レイの着用の仕方と種類
首から下げるレイですが写真ととるときにはぜひ首に付かないようにレイを着用してみてください。首の後ろに引っかかるように着用するとレイがだらりとしてしまい、首の後ろにも花の蜜がつくので少し離してつけると美しくバランスよく見えます。
ハワイのお祝い、例えば卒業式などはたくさんの人からお祝いのレイを受け取るので顔が埋もれるようになった高校生たちを6月頃のハワイでは見かけます。レイの種類はお花だけではなく、ナッツやお菓子、お金を使ったものなど様々で、中には浮き輪袋を首につけている卒業生も見かけ、ハワイならではの風物詩となっています。